お大師さまの七月のおことば「かわらない」
人間には理性とか、良心とかを誰でもそなえております。お大師さまのお言葉を借りますと“自心仏”という...
お大師さまの五月のおことば「はぐくむ」
すべてをつつみこむ天空、すべてをはぐくむ大地。これこそが如来の大慈悲心の発露でありましょう。それに...
お大師さまの四月のおことば「うながす」
私達はえてして理屈が先行し、それに行動がともなわない場合が多いのではないでしょうか。現代社会も、知...
お大師さまの三月のおことば「さく」
きびしい寒さのなかにも、芽を、葉を、そして実を用意している木々を見るにつけ、その姿に感動させられま...
お大師さまの二月のおことば「ゆるがない」
信心ということの功徳ということを考えてみましょう。まず、心が安定します。そして純粋になります。やさ...
お大師さまの一月のおことば 「たくす」
人が世の中に生きていく過程で思いがけない不幸がやってくる場合があります。一見、まったく幸福そうな人...
昭々大悲の月を観ん
真実の眼が開いたならば、その眼で見えるものすべてがお不動さまのまなざしでご覧になるものと一緒です。...
恵眼は怱地明開べし
最勝なるお不動さまのご真言を常にお唱えし、日々の生活をより善く過ごそうと心がけるならば、その人には...
つらつら慈救の咒を念え
唐の国で密教を修めた弘法大師は、真言宗の教えを開きます。弘法大師がご宗旨の名に「真言」をあてた深意...
善悪二業を観察す
お不動さまの両脇にお立ちになるのは、今迦羅(こんがら)童子と制吒迦(せいたか)童子です。若々しさと凛...