孝子、老母の眼病に霊応を得たる事
紀州那賀郡粉河村に岩崎伊兵衛の母、名を初(はつ)と呼ぶ七十五歳の老婆あり。明治三年八月より眼の...
母親の歯落て娘の眼開きたる事
頃は明治二年、大和国宇智郡五條町に植田佐助と云ものあり、其二女の兼(かね)(当時23才)四月十九日...
光海 苦行の事
今はむかし、大阪安治川の辺に大工を職とすると辰蔵と云うものあり、家豊なりと云うにはあらねど、其日の...
どじょう不動
このあたりでは当山の事を「瀧谷のお不動さん」略して単に「お不動さん」と呼ばれていて、「瀧谷不動明...
例言: 明治三十五年五月二十八日 高取 慈恭 識
一、当山本尊の霊験新たにして実に無比の霊尊なることは、略縁起及び本記に見えたる如くなり。然るに其...
瀧谷不動尊 霊験記の掲載にあたって
-瀧谷不動尊霊験記から転載-昭和五十六年の酉年御開帳を記念して、瀧谷不動尊霊験記が出版されること...